UQmobileのSIMをスマートフォンに挿しても電波を受信しないことがあります。
こちらの画像のように、電波マークが「圏外」ではなく「電波の本数が0本」の状態であればAPNプロファイルの設定が間違っているかもしれません。
この記事では、SIMフリー版iPhone13miniでUQmobileの利用を開始する場合を例に、
UQmobileに切り替えても電波を受信しない場合の対処法をお伝えします。
他社のAPNプロファイルが残っていないか確認しよう

スマホ本体に他社のAPNプロファイルが残ったままになっていると、UQmobileの電波を受信できません。
スマホ本体をそのまま利用するつもりで他社から乗り換えた場合はAPNプロファイルが残ったままになっていないか「設定」確認してみましょう。
APNプロファイルって何?
iOS15でAPNプロファイル設定を確認する手順
iOS15の「設定」からAPNプロファイルを確認してみます。
画像はiPhone13miniの画面キャプチャです。
iPhoneの「ホーム画面」から「設定」をタップします。
続けて「一般」をタップします。

次に「VPNとデバイス管理」をタップします。

すると、「mineoメール」と「mineoドコモプラン」の2つの他社のVPNプロファイルが残っていました。

私は今回、格安SIMの「mineo」から「UQmobile」に乗り換えたので、「mineo」のAPNプロファイルが残ったままになっていました。
このままではUQmobileの電波を受信できないので、APNプロファイルを削除します。
iOS15で他社のAPNプロファイルを削除する手順
APNプロファイルは簡単に削除できます。
「VPNとデバイス管理」 の構成プロファイルの項目をタップして

表示されている「プロファイルを削除」ボタンをタップすると、
「削除」、「キャンセル」の確認が出てくるので、そのまま「削除」をタップします。
画像はmineoメールのプロファイルですが、「mineoドコモプラン」のプロファイルも同じ手順で削除します。
スマートフォンの種類によってAPNプロファイルの設定が必要

無事、他社のプロファイル削除が完了しました。
しかし、スマートフォンの種類によっては、新たにUQmobileのAPNプロファイルを設定する必要があります。
設定が必要かどうかはお使いのスマートフォンによってそれぞれ異なります。
プロファイル設定が必要なスマートフォンかどうかはUQmobile公式サイトの「動作確認端末一覧」のページで確認できます。
ちなみにSIMフリー版のiPhone13miniではプロファイル設定の必要はありませんでした。
設定の方法も機種ごとに異なるので、公式サイトで確認してみてください。
UQmobileで端末を購入した場合は基本的に設定不要
UQmobileでスマートフォン端末本体を購入した場合には、APNプロファイルの設定は不要です。
UQmobileでスマホ本体を購入したのに電波を受信しない場合には他の原因が考えられます。
その場合はUQmobileのお客様センターやUQmobile販売店に問い合わせてみてください。
まとめ(この記事のかなめ)
いかがでしたか?
UQmobileのSIMを挿しても電波マークが0で、通話も通信もできない状態なら以下の3つをチェックしてみてください。
- APNプロファイル設定を確認しよう
- 他社APNプロファイルは削除しよう
- UQmobileのAPNプロファイル設定が必要なスマートフォンかを確認しよう
大手携帯電話キャリアのサブブランドのUQmobileなどの回線は、大手キャリアに比べて低料金で利用できる反面、契約や設定を自分で行う必要があります。
使用するスマートフォンの機種によっても設定方法が違ったりもするので混乱してしまいますよね。
当ブログでは、格安SIMの使い勝手のレビューや困ったときの対処法を紹介していきます。
格安SIMに乗り換えたばかりの方や、格安SIMへの乗り換えを検討している方のお役に立てれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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